ふるさと納税でスキー旅行へ!旅先納税の紹介と利用できるスキー場一覧

2025年12月08日

「旅行やレジャーにふるさと納税が使える」 ことをご存知ですか? 特に、旅先でそのまま使える電子ギフトを返礼品とする「旅先納税」は、冬のスキー旅行と相性抜群です。

旅先納税とは?スキー旅で活用するメリット

tabisaki

旅先納税は、ふるさと納税の仕組みを使って旅行先の自治体に寄附し、その場で 「電子ギフト」 を返礼品として受け取るサービスです。

項目 特徴
返礼品 現地加盟店で使える電子ギフト(モノではない)
使える範囲 宿泊費、リフト券、レンタル、食事、温泉など(自治体による)
控除 "通常のふるさと納税と同様、自己負担2,000円を除いた金額が翌年税控除(※)"
利用の流れ 寄附 → ギフト付与 → 現地で利用(即時利用可能)

一般的なふるさと納税と異なり、すぐに使える金額型ギフトなので、旅行費用全般に充てやすく、特に費用がかさみがちなスキー旅行の強い味方になります。

北海道|留寿都村で旅先納税が使えるスキー場

北海道の雄大な自然に包まれた留寿都村は、冬のスキー・スノーボードから、夏のゴルフ・アウトドアまで、四季を通じてアクティビティを満喫できるリゾートエリアです。

ルスツリゾートスキー場

rusutsu resort
ルスツリゾートスキー場は、北海道らしい広大な自然に囲まれたロケーションが魅力のスノーリゾートです。山々が連なる開放的な景観の中で滑ることができ、初めて訪れる人でも特別な時間を過ごせます。

コースは全3山37コースの広さを誇り、初心者エリアから、パウダースノーを楽しめる非圧雪エリアなどバリエーションも豊富。コース幅が広く、解放的に滑ることができます。

リゾート内には宿泊施設やレストラン、ショップが揃い、旅行者にとって使いやすい環境が整備されています。スキーと滞在をまとめて楽しめるため、ファミリーにもカップルにも便利な拠点になります。

公式サイトはこちら:https://rusutsu.com/rusutsu-in-winter/

北海道|倶知安町で旅先納税が使えるスキー場

倶知安町は、雪と山に囲まれた北のリゾート地として多くのゲレンデを擁する町です。冬季には豊かな雪が降り積もり、滑走後には麓の温泉や食文化も堪能できる環境が整っています。春・夏には緑あふれる山麓が広がり、四季それぞれに滞在の魅力があります。

町の中心部には、スキー・スノーボードを目的とした滞在施設や飲食店、温泉宿が点在し、滑走と滞在の動線が自然とつながる雰囲気があります。観光客に向けて多国語対応も進んでおり、国際的な訪問者を迎える機会も増えています。

また、町の歴史を振り返ると、スキー文化が根付き百年以上の時を経て熟成された土地でもあります。地域住民と訪れる人々が雪山の魅力を共有してきた背景があり、滑るだけにとどまらない風土の厚みを感じられます。

ニセコ東急グランヒラフ

niseko grand hirafu
ニセコ東急グランヒラフは、北海道・倶知安町の雪山景観の中心に位置し、雄大な山々と開放的な白銀の世界が広がるスキー場です。吹き抜ける冬の空気と、町のリゾート感が融合した滞在環境が印象的です。

コースのバリエーションが豊富で、初心者から上級者まで楽しめる構成が整っており、雪質の良さが評価されています。滑走エリアの変化や時間帯による景色の移ろいも魅力のひとつです。

旅行者にとって使いやすい点も多く、宿泊施設や飲食施設がゲレンデ近くに集まっているほか、冬の旅を通して一つの拠点として滞在できるような整備が行われています。

公式サイトはこちら:https://www.grand-hirafu.jp/

ニセコHANAZONOリゾート

niseko_hanazono
ニセコHANAZONOリゾートは、北海道・倶知安町の雪深い山麓に位置し、世界的にも評価される軽くてふわっとした雪質のもと、爽快な滑走体験を叶えるスキー場です。白銀の大地とともに、冬の到来を感じさせる清らかな空気が印象的なロケーションにあります。

ゲレンデは幅広く変化に富んだ構成で、滑る人のレベルや好みに合わせた選択肢が揃っています。また、雪上だけでなく森に降り積もる静かな雪景色や、ウィンタースポーツ以外の雪体験が可能な点も、この場ならではの特徴です。

旅行者が利用しやすい環境も整っており、ゲレンデエリアに近い施設や町の滞在拠点が点在しているため、滑走と休息を自然に組み合わせることができます。冬旅をじっくり楽しみたい方にとって、安心して選べるスキー場と言えるでしょう。

公式サイトはこちら:https://hanazononiseko.com/ja

秋田県|仙北市で旅先納税が使えるスキー場

仙北市は、秋田県の山あいに広がる自然豊かなエリアで、四季折々の風景が魅力です。冬には雪がしっとりと町並みを包み、周囲の山々と調和した静かな雪景色が広がります。湖や森林に囲まれた環境は、訪れる人に落ち着いた時間をもたらしてくれます。

市内には温泉地や歴史的な名所が点在し、旅の目的に合わせて幅広い楽しみ方ができるのも特徴です。スキーやスノーボードなどの冬のアクティビティと、湯治文化の残る温泉を組み合わせた滞在は、この地域ならではの過ごし方として親しまれています。

また、市街地と自然エリアの距離が程よく、雪山で過ごす時間と観光をバランスよく取り入れられる点も魅力です。季節の移ろいを感じながら、ゆったりとした旅の流れを楽しめる環境が整っています。

たざわ湖スキー場

tazawako_ski

たざわ湖スキー場は、湖を望む穏やかな山並みに囲まれたロケーションが特徴で、冬の静けさと広がりある自然が調和した環境にあります。雪に染まる景色と湖面の対比が美しく、訪れる人をゆったりとした気分に導いてくれます。

ゲレンデは変化のある斜面が続き、ゆっくり滑りたい人からしっかり滑り込みたい人まで楽しめるつくりです。周囲の自然を感じながら滑走できるため、景観そのものがスキー体験を豊かにしてくれます。

旅行者にとって利用しやすい施設も揃い、レンタルやレストランなどがまとまったエリアに配置されているため、初めて訪れる人でも動きやすい構造になっています。冬旅の拠点としても過ごしやすい環境が整っています。

公式サイトはこちら:https://www.tazawako-ski.com/

長野県|山ノ内町で旅先納税が使えるスキー場

山ノ内町は、長野県の山あいに広がる自然豊かなエリアで、冬は降り積もる雪と澄んだ空気が作り出す静かな景観が魅力です。山々に囲まれた環境は、四季を通じて表情を変え、特に冬は白く染まった風景が印象的です。

町の周辺には温泉地や観光スポットが点在し、雪景色の中で湯に浸かるという、この土地ならではの時間が過ごせます。歴史や文化を感じられる地域でもあり、雪山でのアクティビティと観光をバランスよく楽しめる点が特徴です。

また、スキー目的の旅行者が多く訪れることから、町全体が季節ごとの旅に寄り添う雰囲気を持っています。自然・温泉・冬のレジャーが心地よく調和し、滞在そのものをゆったり味わえる環境が整っています。

志賀高原マウンテンリゾート

shigakogen
志賀高原マウンテンリゾートは、長野県山ノ内町に位置し、豊かな山並みに囲まれた静かなリゾート地として知られています。冬の季節には純白の雪景色が広がり、山頂から麓へと続く雪原が旅の記憶に残る存在となります。

このスキー場の魅力は、多様なコース構成と自然の景観が一体となった滑走環境です。広々としたゲレンデや森の中のコースがバランス良く配置されており、滑るだけでなく、雪山の静けさや清らかな空気を感じながら過ごす時間が印象的です。

旅行者にとって使いやすい環境も整っており、滞在型の宿泊施設や温泉地が近く、滑走後にゆったりと休息を取る選択肢も豊富です。雪と山と温泉、この三つを自然な流れで体験できる点が、このスキー場の魅力を際立たせています。

公式サイトはこちら:https://shigakogen-ski.or.jp/

竜王スキーパーク

ryuoo_ski
竜王スキーパークは、長野県北部の山並みに寄り添うように広がるスノーリゾートで、冬の澄んだ空気と白銀の景色が印象的なロケーションにあります。山頂と麓で異なる表情を見せる自然環境が、訪れる人の印象に残ります。

ゲレンデは変化に富んだ構成で、ゆったりと滑りたい人からよりダイナミックな滑走を楽しみたい人まで幅広く対応しています。山頂付近から望む景色は開放感があり、雪山に身を置く時間そのものが特別な体験になります。

旅行者にとって利用しやすい点も多く、周辺には滞在型の宿泊施設や休憩スポットが揃っています。滑走と休息の切り替えがしやすく、初めて訪れる人でも過ごしやすい環境が整っています。

公式サイトはこちら:https://ryuoo.com/winter/

長野県|軽井沢町で旅先納税が使えるスキー場

軽井沢町は、長野県東部に位置し、冬になると雪化粧をまとった森と山が静かな佇まいを見せるリゾートエリアです。町を流れる清流と森林に囲まれた環境は、冬季のスキー旅行でも落ち着いた雰囲気を演出します。

この地域には、自然の地形を活かした雪山が点在し、滑走だけでなく散策や湯めぐりなど多彩な冬の過ごし方が可能です。雪に覆われた木々や山影の移ろいが、旅の時間にゆとりをもたらします。

また、軽井沢町は旅先としての滞在環境も整っており、山と町のエリアが程よく近接しています。雪道を気にせず移動できる環境や、静かなひとときを過ごせる観光施設が揃っているため、スキー旅行初心者にも安心感があります。

軽井沢プリンスホテルスキー場

karuizawa princehotel
軽井沢プリンスホテルスキー場は、軽井沢の森と高原の景観に溶け込むように位置し、冬の静けさとリゾートの落ち着きを両立させたロケーションが魅力です。白く染まった樹氷や雪化粧された木立が、滑る前後の時間にも旅情を添えます。

特徴としては、緩やかな斜面を中心に構成されており、スキーデビューや久しぶりに滑る方にも安心して選べる雰囲気が整っています。また、軽井沢プリンスホテスキー場の晴天率は約95%!吹雪の心配が少なく、小さなお子さま連れのご家族でも安心してスキーや雪遊びを体験できます。

旅行者にとっての使いやすさも高く、駅や宿泊施設が比較的近く、移動負担が少ない環境です。滑走・休息・町散策のバランスが取りやすく、ひとつの滞在で雪山も町も楽しめる拠点と言えるでしょう。

公式サイトはこちら:https://www.princehotels.co.jp/ski/karuizawa/winter/

旅先納税をスキー旅行で使う前に押さえたい基本

旅先納税は、ふるさと納税の仕組みを使って旅行先・出張先の自治体にその場で寄附できるサービス です。寄附すると、その場で発行される電子ギフトを使って、宿泊・飲食・温泉・レジャーなどを1円単位で楽しめます。

ここではスキー旅行で活用する前に知っておくべき「通常のふるさと納税との違い」「利用の流れ」「税控除の考え方」など基本のポイントを整理します。

旅先納税と通常のふるさと納税の違い

旅先納税の最大の特徴は、返礼品が「旅行先で使える電子ギフト」である点です。食品・家電といった「モノ」が届くのではなく、寄附した地域の加盟店(宿泊施設・飲食店・スキー場関連施設など)で1円単位から利用できるギフトがすぐに発行されます。

スキー旅行の場合は、宿泊費の一部に充当したり、温泉や飲食店の会計に利用したり、スキー場のレンタルやリフト券の精算で使える場合もあります。返礼品が「金額型の電子ギフト」で自由度が高いため、旅行全体の費用を柔軟にカバーできます。

旅先納税の仕組み(寄附〜旅行当日までの流れ)

tabisaki

一般的なふるさと納税では、寄附後に返礼品の発送を待つ必要がありますが、旅先納税の場合は、寄附 → ギフト付与 → 現地で利用というシンプルな仕組みのため、旅行中にもすぐ利用できるのが特徴です。

税控除と寄附上限額の考え方

旅先納税でも、税控除の仕組みは通常のふるさと納税と同じです。自己負担は基本2,000円のみで、寄附額から2,000円を除いた分が翌年の所得税・住民税から控除されます。

寄附できる上限額は年収・家族構成によって変わるため、事前にシミュレーターで確認しましょう。目安として、年収500万円前後の単身世帯なら、年間で6〜7万円前後寄附できるケースが一般的です(※控除額には個人差あり)。

旅先納税が使える主なポータルサイト

旅先納税は、一般的なふるさと納税ポータルサイト(楽天・さとふる等)経由で利用するサービスではありません。寄附をしたい自治体の寄附サイトで納税をします。
旅先納税ができる自治体の一覧は、旅先納税公式サイト(https://portal.tabisaki.gift/) で確認できます。

そのため、ポータルサイトの商品検索で「スキー」「アクティビティ」などを探すスタイルではなく、行きたい自治体を選んで納税をして、その地域で使える電子ギフトを受け取る流れになります。

なお、自治体ごとに利用可能な加盟店は異なります。事前に各自治体ページで加盟店一覧を確認しましょう。

旅先納税とスキーが相性ぴったりな理由

旅先納税は、旅行先で使える電子ギフトをその場で受け取れるため、スキー旅行との相性が非常に良い仕組みです。ここでは、使える範囲の考え方や通常予約との違い、旅行スタイル別のメリットを整理します。

リフト券・宿泊・レンタル……何に使えるの?

旅先納税の電子ギフトは、自治体内の加盟店で1円単位から利用できます。

利用例:
・宿泊費の支払い
・地元飲食店での食事
・温泉・入浴施設
・スキー場関連施設(レンタル、売店、飲食等)

通常予約と比べたときの金額イメージ

旅先納税では、寄附額がそのまま電子ギフトとして利用でき、翌年には税控除も受けられます。

例:夫婦2人のスキー旅行(宿泊代2〜3万円)
→ 寄附額2〜3万円
→ 電子ギフトで宿泊の支払い
→ 翌年に2,000円を除いた金額が控除
→ 実質負担2,000円で旅行費用を補填できる

家族4人で宿泊+温泉+食事に5〜6万円使う場合も、同様に寄附額の範囲内でカバー可能です。

シーン別のメリット(家族・カップル・友人グループ)

旅先納税は、どんな旅行スタイルでも活用しやすいのが魅力です。家族旅行なら、リフト券やキッズレンタル、温泉入浴を電子ギフトでまかなえば、現地での出費を大きく抑えることができます。
カップルなら、宿泊+食事券を組み合わせて、夜は温泉街の散策やナイトアクティビティを楽しむプランに活用するのもおすすめです。友人グループの場合は、宿泊費とリフト券をまとめて利用しやすいため、複数人で割り勘し、費用を抑えながら、スキーをしっかり楽しみやすくなります。

はじめてでも迷わない!旅先納税でスキー旅を組む5ステップ

旅先納税を使ってスキー旅行を計画するときは、寄附上限額の把握から加盟店チェックまでの流れを押さえるとスムーズです。

① 寄附上限額と旅行にかけたい予算をざっくり把握する

まずは、ふるさと納税の寄附上限額を確認します。シミュレーターを使えば、年収・家族構成を入力するだけで目安が分かります。

そのうえで、「今年はスキー旅に◯万円を寄附枠として使う」と考えると、自治体選びがスムーズになります。

② 行きたいエリア・スキー場タイプを決める

スキー旅行の目的に合わせて行きたいエリアを選びます。
家族向け、雪質重視、温泉重視など、目的に合ったスキー場のある自治体を候補にしましょう。

のちほど紹介する「エリア別のおすすめ自治体」を参考に、利用したい加盟店がある自治体を絞っていきます。

③ 電子ギフトの使い道を検討する

返礼品は金額型の電子ギフトのため、セット返礼品のような概念はありません。

そのため、

  • 宿泊で3万円分
  • 食事で5,000円分
  • 温泉で2,000円分

といった形で、使いたい場所・金額を旅行計画に合わせて自由に配分できます。
スキー場での利用範囲(リフト券・レンタル可否)は自治体ページで事前確認が必要です。

④ 予約〜当日の利用方法

宿泊やレンタルなどの予約は、各施設の通常の予約方法に従って行います。旅先納税の寄附と予約情報がシステム上で紐づいているわけではないため、寄附は「予約の前後どちらで行ってもOK」です。

当日の利用方法はシンプルです。会計時にスマホに届いた電子ギフトを提示し、その場の支払いに充てるだけで、1円単位で精算できます。1つの電子ギフトを、複数の施設や複数回の会計に分けて使うことも可能です。

なお、旅先納税の電子ギフトはスマホ表示が前提のため、紙クーポンの受け取りや印刷は不要です。電子ギフトの有効期限は自治体ごとに異なるため、旅行前に公式サイトや自治体ページで確認しておくと安心です。

ふるさと納税が広げる、冬の旅の新しい楽しみ方

旅先納税を活用したスキー旅は、冬の旅行をより気軽に、計画しやすくしてくれる選択肢です。寄附で受け取った電子ギフトを宿泊やリフト券、温泉などに充てられるため、いつものスキー旅行が少し身近になり、旅先の選択肢も自然と広がります。

スキー旅行は、天候・雪質・立地など、選ぶポイントが多い旅でもありますが、旅先納税を使うことで“行きたい場所を中心に据えて旅を組み立てる”という楽しみ方が加わります。気になっていた雪山に挑戦したり、温泉街とセットでゆったり過ごしたり、家族の予定に合わせて計画したり。寄附をきっかけに、旅の自由度が一段と広がるイメージです。

エリア別に見ても、北海道の深雪、東北の静かな山々、信州のスノーリゾート、軽井沢の洗練された冬景色など、地域ごとにまったく違う体験が待っています。どの地域にも、その土地ならではの“冬の表情”があり、スキーの時間だけでなく旅全体を楽しめる懐の深さがあります。

気になるエリアから、まずは一つ覗いてみてください。
ふるさと納税が、あなたの冬旅にさりげない余白と新しい選択肢をもたらしてくれます。

この記事に出てくる旅先納税できる場所
北海道 留寿都村
寄付する 外部リンクアイコン
北海道 倶知安町
寄付する 外部リンクアイコン
秋田県 仙北市
寄付する 外部リンクアイコン
長野県 山ノ内町
寄付する 外部リンクアイコン
長野県 軽井沢町
寄付する 外部リンクアイコン